ひきこもりや不登校の子どもさんを抱えている保護者の方は、なんとか解決する方法はないだろうかと常に思い悩んでいます。
そして、少しでも改善の兆しが見えると、とてもうれしい気持ちになり、期待が膨らみ、この機に一層の支援をすれば、長いひきこもりや不登校から一気に抜け出せるに違いないと思うのです。そして、外に連れ出したり、就職の話をしたりします。
ところが、以前より状態が悪くなったりすることがよくあります。
そのたびに、保護者の方は落胆したり怒りの感情が沸き上がったりします。
そのような時に覚えておいてほしい言葉があります。
それは、ひきこもり・不登校支援の「3つのあ」です。
「あわてず」「あせらず」「あきらめず」です。
植物を育てるように、手をかけてじっくりと待つことです。
ふーっと力を抜いて、「3つのあ」を心掛けて子どもさんを見守ってあげてください。